良い人間関係を持つ職場の条件とは?
転職や就職に関して、多くの人が気にするポイントの一つが「職場の人間関係」。「ウチはアットホームな会社です!」、「社内で仲のいい人が多く、プライベートでも付き合いがある人が多いです!」など、職場の人間関係をアピールする文言は数多くあれど、実際に入ってみたら「あれ?」となることもしばしば。いったい「職場の人間関係が良い」ということはどのように客観的に評価できるのでしょうか。
仕事が顧客の皆様にサービスを提供する、いわば奉仕の活動であること、企業がその提供するサービスや商品によって、利益を追求する主体であることを考えると、いくら会社内の人間関係が良くても、それが単に「仲良しこよし、でも利益は全然出ていない」では困ってしまいます。企業としての目的に一丸となりつつ、その上で必要なコミュニケーションが活発に行われる、そうした適切なバランス感覚を基にした企業風土づくりが求められます。
ここでは一例として、『Dr.Communication』様のコラムをもとに、当社の人間関係が果たして良いものと言えるのかを、各評価尺度から測定してみたいと思います!
人間関係が良好な職場とは?仕事の成果が上がる理由やメリットを紹介!|ビジネスコミュニケーション|コラム|Dr.Communication
『Dr.Communication』様のコラムをもとに、良い人間関係を持つ職場の条件をあげていくと、以下のようになります。
・明確な目標がある
当社で行う業務のほぼすべてが公共事業であり、公共事業には必ず「いつから工事をはじめ、いついつまでに完成させてくださいね」という工期があります。この工期内に目的のもの(作工物とよぶ)を完成させる、という明確な目標があります。
・チームワークがある
公共事業は決して一人で作工物を完成させることはありません。必ず技術者と、作業員の皆様、場合によっては別会社からの協力を頂きながら、チームとして作工物を完成させます。
・向上心がある
技術者は自身の専門的なスキルや、一般的なビジネススキルを、現場を施工する中で磨いていき、より責任ある立場になることができるよう、年々成長していけます。作業員の皆様も、現場の作業の中で、もしくは年に数回行われる講習の中で、玉掛(たまがけ)、各種建設機械の使用方法などなど、実際の作業に関連する専門的なスキルを身につけることができます。
・コミュニケーションが活発である
特に土木工事の場合、その作業の多くが地中を掘削する仕事ですので、掘ってみないと分からない、不測の事態が避けられません。そういった時に、迅速な報告が現場代理人を通して発注者に伝えられ、協議を行い、そしてまた指示が下りてくる。コミュニケーションの活発さは、そのまま作工物の品質に直結するクリティカルな要素。各現場代理人は、コミュニケーションの活発さをいかに作り出すか、日々腐心しています。
・挨拶がある
どんなときも挨拶は基本です!挨拶がいつもより小さいと、「あれ、何かあったのかな?」とわかるほど、挨拶は日々の仕事のバロメーターと言えるでしょう。朝、会社や現場に出て来た時の、「おはようございます」、仕事を終えるときの「お疲れさまでした」、これは毎日、行っております。
・相談できる雰囲気がある
わからないことはどんどん聞いてください!一見、忙しそうに見える人でも、こちらから質問すれば95パーセントくらいは時間を取って、答えてくれます。先輩の中には、20代後半で異業種から転職してきた方や、新卒から入って20年以上、この会社で働いてくれている人がいます。今皆さんが抱えている悩みは、そのほぼ全てが先輩方も通ってきた道。多くの未経験者を育ててきた経験をもとに、根気強く教えてくれると思いますよ!
・適度な緊張感がある
公共事業には工期がありますので、そこに向かってタイムスケジュールを組み立てていくことになります。そうすると一日一日の、やらなければならないことが明確になるはず。最初は先輩方の後ろにくっついていくのが精いっぱいだと思いますが、年々やれることが増えていくと、自分の責任も大きくなります。成長の各フェーズに沿って、「今日は一日、遅れることなく先輩についていくことを目標にしよう」とか、「今年はこの部分を任されたので、責任をもってやろう」とか、緊張感をある程度持って、仕事に臨めると思っております。
・自分の仕事に責任を持っている
経験を積んでくると、徐々に任される仕事も大きくなってくることでしょう。我々の仕事は現場全体に影響するものが多いため、「この部分をだれが責任をもってやったのかが分からない」ということは稀です。各技術者は、自分の責任の範囲で、良いものをつくろうと真面目に仕事を行っています。
・仕事を楽しんでいる。
「仕事を楽しんでいますか?」と聞くと、おそらく大半の従業員は「そんなわけねぇべさ(笑)」と答えると思うのが正直なところ。ただその一方で、「ほかにやることもねぇしな!」とか、「仕事してないと暇」という二言目もよく聞きます。おそらく愛憎入り混じると言いますか、大変なこともたくさんあるのだけれども、一方で、小さな楽しみもある、自分の狙い通りに作ったものがピタッとはまった時とか、一仕事終えた時の職員、作業員同士のたわいのない話で笑うとか、そういったところで「なんだかんだで楽しんでいます」くらいのスタンスの人が多いんじゃないかな、と思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。こうしてポイントごとに切り分けて俯瞰してみることで、弊社の人間関係が良い水準にあることが、ある程度客観的にも評価できたのではないかと思います!もし、弊社の詳しい業務内容に興味を持っていただけた方、「あれ?ここってどうなっているのかな?」など疑問質問のある方は、お気軽に担当部門までお問い合わせください。
(文責:弊社採用担当 吉田)
(引用元:「Dr.Communication」コラム 人間関係が良好な職場とは?仕事の成果が上がる理由やメリットを紹介!https://www.drcommunication.co.jp/column/communication_business/301)